大宮第三公園(さいたま市大宮区)
撮影日 2009.9.20
大宮第三公園は通称
「大宮第三公園」は「大宮第二公園」の南側の県道2号線(旧国道16号線)を渡った先にあります。広さは約10ha。オープンしたのは2001年(平成13年)のことでした。 このエリアには紆余曲折がありました。大宮公園にある「県営大宮公園球場」が老朽化して改築等が検討されたときに移転の候補地にあがり、更に2002年のサッカーワールドカップ前には、「大宮サッカー場」の移転先としても取りざたされたことがあります。幸か不幸か、政策の転換があり、現在の「大宮第三公園」が誕生したわけです。 「大宮第三公園」もまた見沼田んぼに点在する公園のひとつです。公式サイト等を見ると「見沼田圃の原風景を活かし、人や生物にやさしい緑、水と光の空間を整備しています」とのキャッチフレーズがありました。 人工的ではありますが、「みぬまの広場」と名づけられた広大な芝生広場があり、「みぬまの森」と呼ばれる雑木林と湿地帯である「みぬまの沼」の横には、野鳥を観察できる「野鳥観察舎」があるなど、とても緑豊な公園です。 しかし、この公園には割り切れない思いがあります。ぼくだけの思いかも知れませんが、これだけのコンセプトと特徴を備えた公園が、なぜ「大宮第三公園」なのでしょうか? 正式な改称を望む
個人的な意見を言わせてもらうと、「大宮第二公園」までも含めてあまりにもお役所仕事的な安易なネーミングで、公園の魅力を半減させてしまっているように思えてしまうのです。 行政側では3つの公園を全部含めて「大宮公園」であって、あくまでも「大宮第三公園」は通称と考えているようですが、それは行政の勝手な思い込みというか都合に過ぎません。現実に即していません。 利用者にとっての「大宮公園」は、あくまでも園内に大宮サッカー場や野球場や博物館や動物園のある、歴史深いあの「大宮公園」なのです。 土地が繋がっておらず、産業道路という幹線道路を隔てて600m以上も離れている場所を、あの「大宮公園」と同じように「大宮公園」と呼ばせる神経が理解できません。その上、「第二」「第三」は無いだろうと思うわけです。 それぞれに特徴がある公園なのだから、名称をもっと大切にして欲しかった。名前が個性を生む場合だってあります。親しみを生んだ例はたくさんあるでしょう。名前がイメージを生み、多くの人々はイメージに左右されます。今からでも遅くないので、「大宮第二公園」と「大宮第三公園」は改称すべきです。ちゃんと名前を付けないから、安易な通称が通ってしまう。行政の怠慢以外の何者でもないと思うのです。 ……以上、長々の小言でした。 遊具は無い
「大宮第三公園」の特徴は、なんと言っても、だだっ広い芝生広場です。これは「大宮公園」にも「大宮第二公園」にもありません。ものすごく広い。 広い芝生広場にはちょっとだけ傾斜があって、公園南側には水路もあります。水路の端の片方が葦の茂る湿地帯の「みぬまの沼」で、もう片方はちょっとした池になっています。 「みぬまの沼」には短いですが、木道が通されています。木道の上から覗き込むと確かに沼地です。小さな魚もいましたね。治水の目的もある公園だそうなので、大雨のときなどに水が溜まる遊水地の役目も果たしているのかも知れません。 芝生広場を南に向かって、アラブの宮殿のような屋根を持つ四阿の先にトイレがあって、更に奥の左手に向かう遊歩道があります。これを進むと「野鳥観察舎」があります。半円の壁に四角い窓のような穴がいくつかと中央に休憩舎。「みぬまの沼」に飛来する野鳥をじっくりと観察できるのだそうです。 「大宮第三公園」には、子どもたちを遊ばせる遊具は一切ありません。ですので、親たちにはそれなりの覚悟が必要です。子どもたちと思いっきりコミュニケーションをとりましょう。 大宮第二公園・大宮第三公園 園内地図
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