公園へ行こう!|埼玉県と周辺の公園ガイド |
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国営武蔵丘陵森林公園 |
水海道あすなろの里(茨城県常総市)最終更新日 2019.1.13 撮影日 2017.3.19他
地元農家の理解と協力でできた学童農園施設
2017年3月、ずいぶん久しぶりに訪問してすべての施設が丁寧に修理されプールや動物園、水族館などどれひとつとして閉鎖することなくキチンと運営されていることに感動しました。是非末永く続けてほしい。そのためにはもう少しお客さんがいらっしゃるとよいのですが…。 菅生沼をはさんで茨城県自然博物館の対岸にあるのが「水海道あすなろの里」です。「水海道あすなろの里」は地元農家の方々の理解と協力で運営されている学童農園施設だそうで、平成21年には市民農園も開設されました。入場料は、大人が400円で小中学生が200円。 城門のような入り口を入ると、右手に作業棟と宿泊棟が並び、屋根のある回廊のような通路を奥に進むと広い芝生広場(スポーツ広場)と学習棟、体育館、テニスコート、バーベキューのできる「憩いの森」などがあります。こちらは合宿などに利用されていて、大人から子どもまで多くの利用者があります。 入り口の正面左手が「展望風呂」です。大きな浴室の菅生沼側は全面がガラス張りで、菅生沼の大自然を間近に望むことができます。宿泊者は入浴料はかかりませんが、一般客は大人200円で子どもが100円。タオルを持っていなくても200円で販売してくれます。遊んで汗をかいたらお風呂を浴びてサッパリしましょう。 入り口から回廊のような通路を左手に進むと、いつ営業しているのかわからない食堂(合宿に来ている人たち向けみたい)があって、更に左手に進んで坂を下りると、「釣り池」や「ふれあい動物園」、「キャンプ場」「ロッジ」などがあります。 春は桜の名所としても知られています。桜は約300本。さくらまつりも開催されています。 映画・ドラマのロケ地
坂を下ると、まず「釣り池」が目に入ります。それと青っぽくてかなり茶色に汚れた(失礼)四角錐の屋根。四角錐の屋根は本当に小さな水族館で、その名も「ミニ水族館」、金魚や鯉がいます。水族館の左手にプールと裏手に「ふれあい動物園」。 「ふれあい動物園」は、コブハクチョウ、ガチョウ、リスザル、プレーリードッグ、シロクジャクなどの動物がいて、「ふれあいコーナー」ではテンジクネズミやウサギに触って楽しむことができます。 「ふれあいコーナー」の時間は、午前が10:00〜11:40、午後が13:20〜15:00です。ふれあい動物園の写真をたくさん掲載した別ページを用意してありますので、そちらをご覧いただくとわかりやすいかも知れません。 → 「ふれあい動物園」 更に奥には、「遊びの森」と名付けられた手付かずの自然があります。 ちなみに「水海道あすなろの里」はドラマや映画のロケが盛んに行われていて、古くは「TRICK」や最近では「勇者ヨシヒコと導かれし七人」など枚挙に暇がありません。 他にもいろいろとロケが行われていて、他には加藤ローサ、速水もこみち、 大沢樹生、持田真樹のサイン色紙が飾られています。鈴木福くんや寺田心くんのもありました。 立派なロッジと大規模キャンプ場
屋外活動施設の充実ぶりはすばらしいです。 「ロッジ」は全部で12棟。森の中に「く」の字型に2棟ずつ並んで建てられ、それぞれにバーベキューのかまどがついています。共同の部分には大きな「炊事棟」が2棟と男女別の浴場があり、管理棟では虫取りべープや調理器具を借りることができます。 芝生の広場もあり、キャンプファイヤーができる施設までありました。奥には野鳥を観察できる「野鳥観察舎」があります。すばらしい。 ロッジはほぼ正方形。1棟1棟に、「さるすべり」「きょうちくとう」「もくれん」「やまぶき」などと植物の名前がつけられ、冷暖房・水洗トイレ完備です。1棟の広さは8畳程度で出入り口とトイレと物入れの部分以外は全面ガラス張り。もちろん、カーテンがついているので覗かれる心配はありません。 「ロッジ」から更に奥に進むと、ここもまた大規模な「キャンプ場」があります。「ロッジ」と「キャンプ場」の間は広くて深い谷になっていますが、芝生が敷かれているので、子どもたちと思いっきり遊ぶことができます。 写真をたくさん掲載している別ページを用意していますので、そちらをご覧いただくと一層わかりやすいかも知れません。 → 「ロッジ」
大規模な「キャンプ場」は鬱蒼と樹木の茂る中にかまど完備のテントサイトが10カ所もあり、ほかに炊事場が数カ所と水洗のトイレまで備わっています。 3棟ある「かたらい館」と名付けられた屋根付きのオープンな集会所のような建物には、長いテーブルと椅子が並んで大勢で歓談できるようになっています。先に「ロッジ」を見て「キャンプ場」に来たのですが、このエリアのあまりの贅沢さにびっくりしました。 奥に進むと、これもまた大規模なキャンプファイアーの施設があります。このスペースは周囲よりちょっと低い、直径15mくらいの円形です。円周にぐるりと4段くらいの階段が作られていて、腰掛けられるようになっていました。こんなの初めて見た。火の受け皿も大きくて、ここでキャンプファイアーをやった子どもたちは一生忘れないでしょうね。 「キャンプ場」や「ロッジ」の客でなくても、広い芝生広場で遊べますから「水海道あすなろの里」を訪れたときは「釣り池」の更に奥に進んでみましょう。軽い驚きが待っているかも。テニスコート脇の広場でも「キャンプファイアー」ができます。 写真をたくさん掲載した別ページを用意していますので、詳しくはそちらをご覧ください → 「キャンプ場」 バーベキューだけが目的の方は、入口から右手に進んだ先にある「憩いの森」が良いかもしれません。かまど10基にテーブルセットが付設されたバーベキュー場です。屋根付き蛇口8栓の水場も完備。詳しくは、別ページを用意しているので、そちらをご覧いただくと解りやすいかも知れません。→「憩いの森(バーベキュー場)」 展望風呂はオススメ!
正直なところ、全体的にチープで、垢抜けなくて、田舎臭くて、古めかしくて、その上あちこちがカビ臭い(ずいぶんな言いようで申し訳ない)のですが、、自然のままの樹木が鬱蒼と茂っていて、都会の子供たちにはその自然にふれさせてあげるだけでも価値があるかもしれません。 菅生沼のウッドデッキを渡って茨城県自然博物館と行き来できますので、セットで考えるのもよろしいかも。結ぶ橋は「菅生沼ふれあい橋」「あすなろ橋」と呼ばれています。老朽化が進んだため、2018年にリニューアルされています。 駐車場は少ないですが停められないことはないでしょう。自然博物館と同じくアクセスには注意が必要です。自然博物館に車を停めて、菅生沼にかかった橋を渡ってこちらと行き来するのはどうでしょうか。 そば打ち、うどん打ち、餅つき、竹細工、陶芸などもできるようです。茨城県はこういった宿泊もできる体験施設が多いそうです。一度泊まってみたいですね。 展望風呂はオススメです。詳しくは展望風呂の写真をたくさん載せたページを用意していますので、そちらをご覧いただくと一層わかりやすいかも知れません → 「展望風呂」 水海道あすなろの里 園内地図
有料施設の概要&料金表(2017年3月版)
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