古代蓮の里(行田市) 見頃を迎えた梅林
こんな施設があるよ
白河市から贈られた梅
行田蓮(古代蓮)で知られる公園ですが、近年観梅スポットとしても知られるようになってきました。
「古代蓮の里」の梅林は展望タワーの裏手に広がっています。
古代蓮うどんや売店のある建物から展望タワーを右手に見上げながら園路を進んだ先です。
ご覧のように梅の木はまだ小さめですが、梅林全体ではかなりの広さがあり、行田市等によると梅は全部で200本くらいはあるそうです。
2019年現在「古代蓮の里」を「観梅の名所」と称するメディアやサイトは一つもありません。しかし、今後間違いなく観梅の名所として名を馳せることでしょう。
見た感じだと白梅が多いように感じました。品種まではわかりませんが。
下の方に掲載している園内の「古代蓮の里 梅林の由来」と書かれた立て看板によると、こちらの梅は1998年に行田市と友好都市となった福島県白河市から贈られたものだそうです。
白河市は元藩主・松平定信の紋所と同じ梅林を市の花に制定し梅鉢を市章に用いるなど、梅に対し特別な愛着を持っていて、「白河関の森公園」では梅林を整備して梅の育成を行っています。
「古代蓮の里」には「白河の関公園」から贈られた梅が5本あります。梅は植えてから花をつけるまで10年から15年はかかるそうですので、こちらも梅が全部白河市からの5本を元にしているわけではないと思われますが。
行田市からは友好の証として行田蓮(古代蓮)を白河市に贈っています。
行田蓮があるのは白河市の「南湖(なんこ)公園」です。
「南湖公園」は国指定史跡・名勝に指定された公園で、寛政の改革で知られる名君・松平定信によって1801年に造成された日本最古といわれる「公園」です。
展望タワーと梅
2019年現在、「古代蓮の里」を「観梅の名所」と呼ぶメディアはひとつもありません。
しかし、青空に映える展望タワーと梅林の画像をご覧ください。こんな梅の景色を見られる場所はそうそうあるものではありません。
いずれ必ず、古代蓮の里は観梅の名所と呼ばれるでしょう。
古代蓮の里 梅林の由来
梅が丘?w
展望タワーを右手に見上げながら進むと梅林があるのですが、梅林の左側はご覧のような小さな丘があります。
「梅が丘」とはぼくが勝手に名付けたのですが、この丘が背の低い梅を立体的に見せてくれる仕掛けになっています。
丘の上から見た梅林、丘の下から見上げる梅林、どちらも絵になります。
梅の木1本1本はまだまだ小さいですが、梅の木は大事に育てれば100年は保つといわれています。
いずれ、この梅林の梅たちが大きくなって絶景となる日がくることでしょう。
それまで、ぼくは生きていられるかな。