別府沼公園(熊谷市)

最終更新日 2020.9.22 撮影日 2020.8.10 2012.6.26

花菖蒲で知られる公園

西エリアに広がる「花菖蒲園」。花菖蒲園としては埼玉県でも有数かもしれません。2012.6.26撮影

熊谷市にある「別府沼公園」は、古くから深谷市と熊谷市の境界にあった、自然の湧き水を源流とする「別府沼」を中心に作られた公園です。

東西に約1kmもある細長い公園で、北側にはゴミ処理場である「大里広域市町村圏組合 熊谷衛生センター」、東側には別府小学校、南側には別府中学校があります。

余計な話ですが、行政って、ゴミ処理場の傍にアリバイ作りみたいに、こんな公園を作ることがありますよね。複雑ですねぇ。「別府沼」のキレイな水とゴミ処理場のイメージが合わない。

正直、ナニもこんな場所にゴミ処理場を作らなくても、なんて思ってしまいます。ぼくらみたいな門外漢には理解できない複雑な事情があるのでしょうか。

「別府沼公園」の広さは約17.1ha。1994年に開園し、完成したのは2000年(平成12年)度だそうです。かきつばた、あやめ、はなしょうぶが約7,000株植えられた「花菖蒲園」で知られ、春には桜のお花見で賑わいます。水がキレイなためホタルの放流なども行われています。

「花菖蒲園」の見頃は、6月初旬から中旬。白、黄色、紫色の花々がずらりと並んだ景色はきっと美しいでしょうね。

2012年6月、花しょうぶの時期に初めて訪問した写真は、別府沼公園 花菖蒲園でどうぞ。

公園は7ヶ所にも分断

別府沼。非常に複雑な形をしていて、公園をいくつもに分断しています。周囲は葦ですね。

別府沼公園は、非常に複雑な形をしています。縦横に園路が走り、その上、別府沼もものすごく複雑な形をしているので、いたるところに橋が架けられています。

園路だけなら良いのですが、クルマの通行が可能な道路で分断されているので窮屈に感じてしまいます。ちょっと残念ですね。小さいお子さん連れの方は注意が必要です。

数えてみたら、道路と別府沼によって公園は7ヶ所にも分断されていました。ですので、17.1haという広さをほとんど感じさせません。

しかし、この複雑な地形が、また魅力なのかもしれません。不思議な印象を持たせる公園です。

2020年夏に訪問して特に気になったのが「熊谷の森(くまがいのもり)」と命名されたエリアです。

熊谷の森。園路の正面が小高い丘になっていて「熊谷」と名の付いた桜が植樹されています。

「熊谷の森」は、「熊谷」と名前のついた桜をたくさん植樹している桜の園で、公園東エリアの別府沼を挟んで遊具広場の正面にあります。

案内看板には「桜熊谷」と「兼六園熊谷桜」の2種類が植樹されているとありました。小高い丘には、それ以外の桜もいくらかは植樹されているようですが。

まだ若い桜が多く、これからの桜の名所だと思います。桜の時期に是非来てみたい。

そのほか、分断された7ヶ所のエリアがそれぞれ独立した公園のようで、訪れる人を飽きさせません。ホタルが放流される「日本庭園(ホタルの池)」や、たくさんのテーブルが並んだ「ピクニック広場」などが、それぞれ独立した公園のように配置されています。

時に起伏に富んで鬱蒼としている複雑な園路を歩き、別府沼に架けられた橋を渡ってエリアからエリアを歩いているうちに、大人でも冒険心と好奇心が沸々と湧いてきます。

子どもなら、尚更かも。

大型遊具が並ぶ「遊具広場」

「遊具広場」で一番大きな遊具。2015年に刷新されました。

公園の東部分に「ワクワクぐるぐる砦」と名付けられた遊具の広場があります。

現在は2015年に竣工したプラスチックと金属の遊具で、中型複合遊具が2基と大型複合遊具が1基のほか、独立した遊具が6基並んでコースになっています。

大型とか中型とか体感ですのでアテにならないかもしれませんが、見た感じだとかなり大規模な遊具広場です。長いローラーすべり台やトランポリンもあってとても楽しそう。

もっと小さい子ども向けにも遊具がありますので、各年代の子どもたちが満足できるように工夫されています。

「遊具広場」には割と広めの広場もあって、小さいお子さん連れがお弁当を広げるにはピッタリです。近くに遊具もたくさんありますしね。目も届きます。水辺には注意が必要ですが。

実は、このエリアで、初めて見た遊具がありました。年代的には小学校の中学年くらい向きかもしれませんが、ポンピングの進化形とでも言えば良いでしょうか、ポンピングとシーソーを組み合わせたような感じのジャンプ遊具です。

4年生くらい子が遊んでいました。見た感じ、トンボを模したみたいですね。

広々とした西側のエリア

西エリアの「芝生広場」。かなり広めです。周囲に1周980mのジョギングコース。樹木は桜ですね。

狭いエリアが離れ小島のように並んだ別府沼公園ですが、県道276号を挟んだ西側のエリアは、クルマの通る道路もなく、比較的ゆったりとしてかなりまとまった広さがあります。

こちら側に「花菖蒲園」があり、広い芝生広場やジョギングコース、更に奥には湯殿神社があり、別府沼の源流らしき湧き水も見ることができます。

ジョギングコースは、1周980m。下にコースの地図を置いたので、参考にしていただけると良いと思います。

こちらのコースは、全天候型のゴムチップウレタン樹脂で舗装がされています。ウレタンの弾力とチップ間の空気の隙間が衝撃を吸収してくれるので、身体にかかる負担を軽減してくれるのだそうです。確かにソフトで走りやすかったですね。

以前、衛生センターの脇にある「別府農村広場」が荒れ放題と書いていましたが、2020年夏に確認したところ整備されて良い状態でした。

アクセス・駐車場

電車
JR高崎線「籠原」北口下車 徒歩約30分(約2.4km)
バス
JR高崎線・秩父鉄道「熊谷駅」南口発、熊谷市循環ブルーのバス「別府沼公園バス停」下車 徒歩0分
JR高崎線・秩父鉄道「熊谷駅」北口2番発、JR高崎線「籠原駅」経由「深谷駅」行国際十王バス「別府第二公園入口バス停」下車 徒歩約20分(約1.6km)
クルマ
国道17号深谷バイパス「西別府交差点」から約400m、または「衛生センター(前)交差点」から約300m
その他については、下記のGoogleMap参照のこと
駐車場
3ヶ所 合計340台

別府沼公園 園内地図

別府沼公園 園内地図
別府沼公園 園内地図。
別府沼公園 ジョギングコース 地図
広い西エリアの拡大図、というかジョギングマップ

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