埼玉県環境科学国際センター・種足ふれあいの森(加須市)

更新日 2020.11.1 撮影日 2020.10.31

自然に触れて学習できる

研究棟の裏手にある「生態園」から環境科学国際センターを見上げる。見えている丸い塔は「展望室」。樹木が大きいですね。

加須市に合併前の旧騎西町に2000年4月にオープンした「埼玉県環境科学国際センター」は敷地面積約4ha

隣接した公園部分として約1.6haの「種足(たなだれ)ふれあいの森(加須市管理)」と、「生態園」と名づけられた約2.2haの自然観察園があるので、全体では7.8haほどの規模のようです。

「種足(たなだれ)ふれあいの森(加須市管理)」と、「生態園」については詳しくは別ページを設けましたので、そちらがわかりやすいかもしれません。「埼玉県環境科学国際センター 種足(たなだれ)ふれあいの森(加須市管理)」 「埼玉県環境科学国際センター 生態園

開園から20年以上経って、「種足ふれあいの森」と「生態園」の樹木はかなり大きくなっています。オープン直後の2000年の画像を納めたページと比較していただけるとよくわかります。

鬱蒼とした雰囲気があって良い公園になりました。ただし、「生態園での飲食は禁止」だそうです。近くにあるエコロッジがいいかもしれません。

入場料は一般300円、学生・高校生200円、中学生以下は無料。開館時間9:30〜16:30(入館は16:00まで)。ただし、1回入場券を買えば、当日に限り何度でも出入り自由なので、丸一日思う存分遊べますね。

国道122号と17号を、加須と鴻巣で結ぶ県道加須鴻巣線沿いにあります。すぐ近くにセブンイレブンがありますから、おべんとう持参しなくても簡単な食料なら揃います。

2020年、展示館が「彩かんかん」としてリニューアルオープン

展示ブース一番人気の「エコドライブ」。いつの世も、クルマは子どもたちの人気を集めるようです。

2020年7月、展示館がリニューアルオープンしました。当初は、同年3月24日にオープンの予定でしたが、新型コロナウィルスの感染拡大を考慮して延期されていました。

同時に展示館は「彩かんかん」とネーミングされました。利用者に募ったところ1000件近い応募があったそうです。

2020年10月31日、どのあたりが変わったのか見に行ってきました。残念ながらぼくが確認できたのは、入口にある直径3メートルの大型球面スクリーン「彩かんかんドーム」の出し物くらいでした。

フロアにいらっしゃるお姉様方に伺ったところもっといろいろたくさんの変化があるそうです。

因みに、2020年10月現在「彩かんかんドーム」で上映している映像は、「今、地球で起こっていること(上映時間5分20秒)」「トンボがすみやすい環境は?(上映時間5分20秒)」の2本です。

リニューアル後の「環境科学国際センター 展示館」(彩かんかん)にある、環境問題とリサイクルをテーマにしたアトラクションは、「地球環境はいま…」「くらしのむこうに地球が見える」「あなたが地球を救う」の3つのゾーンに分けられています。

渡り廊下の先の2階の入口にある「触れる地球」。宇宙から見たリアルタイムの地球を映し出すことができます。。

どれもが、ゲーム感覚で環境問題について理解を深められるように考えられています。ノートをとる小学生もチラホラ。自由研究にはちょうど良いかもしれません。

「彩かんかんドーム」の他アトラクションは、どれだけガソリンを使わないで目的に到達することができるか実際にハンドルを握ってエコドライブを学ぶ「チャレンジ・エコドライブ」のほか、環境に優しい日用品を調べたり、メディアワークショップでは、大型映像をクイズをまじえながら楽しむことができます。

詳しくは、「埼玉県環境科学国際センター 展示館」をご覧下さい。展示館のたくさんの写真を掲載しています。

2階に上がれば、パソコンの液晶ディスプレィがずらりと並んでいます。パソコンでも、ゲーム感覚で学べるようになっているんですね。当然クイズ形式でした。

今回初めて見て結構おもしろかったのが「触れる地球」です。直径80センチの地球を模した半球型ディスプレイに宇宙から見たリアルタイムの地球を映し出して観察することができます。

半球型地球の横にあるモニターには、音声検索で呼び出した世界中のライブ映像を見ることができます。これも結構おもしろかった。

場所は、1階から渡り廊下を渡った先の2階の入口です。平成27年7月11日のオープンなので、初めて見たからおもしろかったのかも知れません。

種足ふれあいの森と生態園

「種足(たなだれ)ふれあいの森」にある「森のあそびば」砦。2000年のオープンからしっかりと残っています。

「種足ふれあいの森」には、ホタル、太陽光発電、炭焼き小屋、音の遊び場、森の遊び場などの見学施設等があります。

2015年ころまでは池に長短2本の「ゴンドラ」が架かっていて、子どもたちを楽しませていたのですが、2020年10月現在撤去されています。

空中に浮かぶゴンドラに乗っかって自分でロープを引っ張るというワクワクするアトラクションでした。

「ゴンドラ」だけでなく、池に架けられたウッドデッキもすべて立入が禁止されています。近く工事が予定されているようです。きっと撤去されてそのままになるのでしょうね。

展望台のような砦が目を惹きますが、こちらもいずれ撤去されることでしょう。

「生態園」には、中央にとてもきれいな「エコロッジ」と名付けられた休憩所があります。展示棟内は飲食が禁じられていますので、ここでおべんとうを広げましょう。

この「生態園」は、ビオトープ(巨大な箱庭)の手法で、昭和30年代の埼玉県東部地域の自然を再現しています。ここはじっくりと散歩・散策 したいですね。

環境科学国際センター2階奥にある展望室からは生態園が一望できます。中央の白い建物が「エコロッジ」。

初めて訪問した西暦2000年の7月、わが家の長男は「環境科学国際センター」がえらく気に入りました。

おかげで、3週間連続で訪問を強要し、とうとうノート持参で環境問題・リサイクルを夏休みの自由研究の課題に選び出して、レポートをまとめ上げました。(展示ブースを丸写しでしたが……)

子どもたちがこんな気持ちになってくれるのが、親としては最大の喜びでしょう。実際、研究室では、大気環境、水環境、廃棄物管理、化学物質、地質地盤騒音、自然環境などの研究を行っています。

様々なワークショップや、セミナーが行われているので、公式サイトで調べて参加してみるのも楽しいかも知れません。

開館から20年、これからもアトラクションの変更はほとんど行われないのではないかと思います。

でも、大丈夫なんですね。小中学生は1度か2度来れば満足します。だから、常に新しい客がやってきて、新鮮な気持ちで展示物を見ることができちゃう。

開館当時は百数十億円とか(うろ覚え)の建設費の割りに垢抜けない展示施設だと思ったものですが、意外とイイ線行っているんじゃないかと思い始めています。

施設概要

開館時間
9:30〜16:30(入館は16:00まで)
休館日
月曜日(ただし休日の場合は翌平日)
年末年始(12/29〜1/3)
入場料
一般:個人300円(20人以上の団体180円)
学生・高校生:個人200円(20人以上の団体120円)
中学生以下・65歳以上・障害者は無料
当日に限り再入場が可能
アクセス
JR高崎線「鴻巣駅」下車 「加須車庫・加須駅」行き朝日バス 「環境科学国際センター」バス停下車 徒歩約3分
東武伊勢崎線「加須駅」下車 「免許センター・鴻巣駅」行き朝日バス 「環境科学国際センター」バス停下車 徒歩約3分
駐車場
大型9台、普通車約110台

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