高須賀池公園(幸手市)

最終更新日 2023.3.1 撮影日 2017.10.8

高須賀池の周囲を整備

高須賀池公園 高須賀池 釣り
池の東側にはこんなデッキがあります。角の写真ですがデッキは左側に結構長く続いています。

「高須賀池公園」は、権現堂の前にある122号の交差点を鷲宮方面へ向かった中川の川沿いにある「高須賀池」を整備して、平成17年に開園した公園です。

「高須賀池」はGoogleマップ等で見るとひょうたんと言うよりも、頭の大きな人の胸像を横から見たような感じに見えます。それも首の部分がとても狭い。

池にあった立て看板によると、1783年の「浅間山の噴火」の土砂で浅くなった利根川が、1786年に決壊したことによって高須賀池ができたと言われているそうです。その後もカスリン台風による水害で池の形が変わったりしています。

Wikipediaによると、高須賀池は周囲650mだそうですが水深は10メートルもあるんだそうです。この規模としてはとても珍しいんだとか。深いため、水面と池の底では酸素量に大きな違いが見られ、そのために高須賀池独特の生態系が維持されていて多くの湖沼学者の研究対象だったそうです。

現在でも環境省の調査対象天然沼に指定されているそうです。

高須賀池はたくさんの釣り人が訪れているようですが、池の周囲には「立入禁止」の看板がぶら下がったロープが張り巡らされています。果たして、この池は釣りOKなんでしょうか?

遊具とバーベキュー

高須賀池公園 複合遊具
中型の複合遊具。チューブスライダー。芝生広場の角にあります。

高須賀池の周囲に園路が巡らされていてその周囲に芝生広場が点在するようなイメージの公園です。

園路は高須賀池の北側から西側を経て南側にかけては整備されています。しかし、東側の端に木製のデッキがあるのですが、その先は園路が途切れて、一般道と合流しています。

東側で一般道と合流した園路も池が見えてくると水際に園路が再開されるのですが、この部分が少し解りにくいです。途切れた部分は少し高台になっていて崖と書くとオーバーですが、そんな地形になっているので園路が続かないんだと思いますが。

子どもの遊び場としては、中規模の複合遊具、立体クモの巣、小さい子向けのスプリング遊具があります。

それと園内ではバーベキューが可能です。高須賀池公園のバーベキューは無料ですが、事前予約が必要です。予約は「幸手市B&G海洋センター」0480-48-0220で受け付けているようです。

総敷地面積は約3.86haほど。浦和区の「大崎公園」とほぼ同じ広さなのに、比べ物にならないくらい狭く感じてしまうのは、公園の60%くらいが高須賀池だからですね。こればっかりは仕方ありません。

遠くからわざわざ訪問するような公園ではありませんが、池端に建てられた看板を読んで当時に思いはせるのも楽しいものです。水害に悩まされた埼玉らしい公園と言えるかもしれません。

要予約ですがグランドゴルフも可能だそうです。

高須賀池公園 園内案内図

高須賀池公園 バーベキュー可能エリア図
高須賀池公園 バーベキュー可能エリア図
(現地のを撮影したものです。汚くて見苦しくて済みません。)

高須賀池公園 園内案内図

高須賀池公園 案内図
高須賀池公園 案内図
(現地のを撮影したものです。かなり修正しましたが、汚くて見苦しくて済みません。)

アクセスほか

電車
東武日光線「幸手駅」下車 徒歩約33分(約2.7km)(GoogleMapで計測)
東武日光線「南栗橋駅」下車 徒歩約30分(約2.5km)(GoogleMapで計測)
バス
近くに「高須賀池公園バス停」という幸手市内循環バスの停留所があります。しかし、市内循環バスは幸手駅ではなく幸手市役所を中心に考えられた運行で駅からの直行便はありません。5コース各4便程度の路線を乗り継げば循環バスで行くことも可能です。
幸手市内循環バスの「時刻表と運賃(PDF)」と「路線図(PDF)」を張っておきますので参考になさってください。
クルマ
権現堂入口の国道122号「内国府間(北)」(うちごうま(きた)と読みます)の交差点から県道152号を鷲宮方面へ
駐車場
1ヶ所 約50台(無料)

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