公園へ行こう!|埼玉県と周辺の公園ガイド |
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国営武蔵丘陵森林公園 |
見沼自然公園(さいたま市緑区)撮影日 2016.5.7
こんな施設があるよ公園の紹介
さいたま市(旧大宮市・旧浦和市エリア)から川口市という、埼玉県の中心部に広がる広大な田園地帯、通称見沼たんぼ。広大な見沼たんぼには、すばらしい公園がたくさんあります。南部分に位置する「見沼自然公園」もそのひとつです。 見沼田んぼに点在する公園の中で最も自然にあふれている「見沼自然公園」は、広さは約10.9ha。1994年(平成6年)に開設されました。 小さな島のある修景池と、公園奥にウッドデッキが通された自然観察園とトンボの池と野鳥の池。ほかには広い芝生広場とゲートボール場があるだけというとても贅沢な公園です。 公園の奥に分け入っていくと大げさでなく、鬱蒼とした別世界が広がります。トンボの池周辺には珍しいトンボや昆虫が生息しているらしい。野鳥の池はその名の通り、野鳥の宝庫(2016年5月現在、デッキが工事中です)。「野田のさぎ山」と呼ばれたサギの営巣地が無くなってしまったのは残念ですが、子供たちに自然を体感させるには絶好の公園と言えるでしょう。 以前は、見沼代用水東縁から修景池に張り出すように私有地があったために、公園の地形が歪になって閉塞感が漂っていたのですが、私有面積が減って広場になり出入りができるようになりました。 見沼代用水
見沼たんぼの西縁と東縁には、見沼代用水という農業用水路が流れています。 1727年(享保12年)、将軍吉宗の命を受けた井澤弥惣兵衛為永の手によって見沼通船掘とともに開削されたのが起源ですが、現在も、農業用水・都市用水として、東京・埼玉へ水を供給しています。 見沼代用水の始点は行田市にある利根大堰。ここから、川口市のグリーンセンターまで続く用水路沿いには「緑のヘルシーロード」という、距離にして56.5kmもの自転車・歩行者専用道路が走っています。 2005年10月23日、見沼自然公園の芝生広場で、見沼たんぼの生みの親とも言える井澤弥惣兵衛為永の銅像の除幕式が行われました。生誕350年を記念して、功績を後世に伝えようという意図のもと寄付金を募って建立された井澤翁は、銅像となって見沼の自然を睥睨しています。 大人の公園
この公園の東側を流れているのが見沼代用水の東縁です。代用水に併走する「緑のヘルシーロード」から諏訪橋(欄干には「すわばし」とあります)を渡ったお隣が「さぎ山記念公園」で、歩いていくことができる距離です。 「さぎ山記念公園」の池は釣りOKだけどこちらは禁止です。たまに蓮の花がきれいに咲く池で釣りをしている人を見かけますが、止めましょう。こちらの公園の池は生態系を保つために保護しています。釣りたいときはお隣の「さぎ山記念公園」へ行きましょう。 これだけ自然が豊富な公園で、しかも芝生広場はかなりの広さなのに、それほど混雑していません。子どもの遊び場が無いからでしょうか。だからか、この公園では年配のご夫婦の姿をよくみかけます。大人がゆったりと散歩・散策 のできる静かな公園なのでしょうね。穴場かもしれません。 とても残念なのが、公園内にいくつも立っている高圧線の鉄塔ですね。これが本当に残念。かなりの威圧感があります。無ければもっと開放的でしょう。電磁波が身体に良くないとか言う人もいますよね。だから、訪問客が少なめなのでしょうか。 見沼自然公園 園内地図
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