羊山公園(秩父市)

撮影日 2011.4.30

芝桜の丘

羊山公園 芝桜の丘
武甲山を望める斜面から菖蒲田方面を撮影しています。人の列が連なっているあたりが谷の底。

「羊山公園」といえば、4月中旬から5月上旬にかけて右の写真のような風景が見られる「芝桜の丘」で知られています。

「芝桜の丘」は「羊山公園」の南部分に位置し、敷地は約17,600平方メートル。秩父のシンボル武甲山から連なる山麓に、9種類40万株以上の芝桜が植えられた「埼玉版 パッチワークの丘」です。

右の写真で中央に人が列をなしている部分が谷になっており、手前と奧方面がなだらかな斜面になっているので、立体的に花の風景を見ることができるわけです。

芝桜は、ピンク(マックダニエルクッション、オータムローズ)、赤(スカーレットフレーム)、白(リットルドット、アメージンググレース、ホワイトデライト)、紫(エメラルドクッション、オーキントンブルー)、白と紫(多摩の流れ)。

写真はうまく撮れなかったのでお見せできませんが、個人的には白い花びらの中央に紫の線が入った「多摩の流れ」がとても気に入りました。

「芝桜の丘」では、天候に恵まれると秩父のシンボル武甲山(1,304m)をバックに、美しい風景を見ることができます。下の写真のようにぼくが訪問した日は薄曇り。バックが青空だったらと思うと残念ですね(笑)。

羊山公園 芝桜の丘
武甲山と芝桜。手前のピンクが「マックダニエルクッション」、右手の白が「多摩の流れ」です。武甲山は石灰石を大量に採掘したため、山肌が顕わになり山の形が変わってしまいました。

谷を挟んだ両斜面には、観覧用のベンチや芝生の広場もあり、思い思いのスタイルで芝桜を楽しんでいらっしゃいました。

毎年、ゴールデンウィークころにピークを迎えるため、公園は大混雑です。夜間は入場できませんので、昼間行きましょう。4月中旬頃から、公園内の無料駐車場は使用禁止なり、公園の外に臨時駐車場が設けられます。有料ですね。

2007年から芝桜の時期のみ、入園が有料になりました。入園料300円。団体20名以上250円です。しかし、2011年は東日本大震災を考慮して入場は無料です。代わって、入口には「東北地方太平洋沖地震の義捐金募金箱」が設置されていました。

「芝桜の丘」については、たくさんの写真を掲載したページを用意しました。そちらをご覧いただくとわかりやすいかも知れません。→ 「羊山公園 芝桜の丘」

開園時間
8:00〜17:00
入園料(7分咲き以上の通常時)
300円(団体20名以上250円)
臨時駐車場(例年4月中旬頃よりGWあたりまで)
普通車・軽自動車500円、バイク200円、大型バス3,000円、マイクロバス2,000円 

羊山公園 芝桜の丘 園内ガイド

羊山公園 芝桜の丘 園内ガイド 2011年版
羊山公園 芝桜の丘 園内ガイド 2011年版

武甲山に連なる尾根の公園

羊山公園 見晴らしの丘
公園北側の「見晴らしの丘」。秩父の市街地を一望できます。桜の木も多いですね。こんなカットが、2011年フジテレビのノイタミナ枠で放送されているアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」のタイトルバックに出てきます。

「羊山公園」は総敷地面積が約30ha。武甲山から連なる山稜の、尾根部分を利用して作られた公園です。非常に起伏に富んでいて坂道が多いので、訪問の際は覚悟が必要(笑)。

地形はとても複雑です。公園を形成する尾根は「芝桜の丘」のある尾根を含めて3線もあり、同時に谷が2線。更に、公園の中心尾根を横に分断する谷まであって、公園中坂だらけ。しかも、トンネルとはいえ、西武線が公園を突っ切っています(笑)。

中心の尾根を横に分断する谷には、秩父市街から上がってくる道路が引かれていて、上がった先に駐車場(芝桜の時期一般車は駐車禁止)があります。ここを起点に、「羊山公園」は南北に分かれることになります。

南側には、「芝桜の丘」のほか、羊が飼われている「ふれあい牧場」、フィールドアスレチックの「わんぱくの森」、散策にぴったりの「野鳥のさえずる森」、テニスコート等、主な施設は南側に集中していますが、北側にも見所があります。

公園北側には、標高は300m弱の高台から秩父市街を一望できる「見晴らしの丘」、武甲山の歴史を学べる「武甲山資料館」、棟方志功の作品を中心とした美術館「やまとーあーとみゅーじあむ」、姿の池など。

芝桜だけでなく、約1000本とも言われる桜の名所としても知られていますね。好天の日には、遠く両神山や甲武信岳、雲取山等の奥秩父の山々も眺望できます。

子どもたちの遊び場

羊山公園 わんぱく広場(冒険の森)フィールドアスレチック
フィールドアスレチックが並んだ「冒険の森 わんぱく広場」。土の広場の周辺に10数ポイントの木製遊具が並びます。

「芝桜の丘」にばかり目が行きがちな「羊山公園」ですが、ちゃんと子どもの遊び場も揃っています。

フィールドアスレチックの「冒険の森 わんぱく広場」は、公園の南側。「芝桜の丘」から連なる尾根にあります。

木製の遊具が10数ポイントあり、同じく木製のテーブルセットも複数あってお弁当を広げることも可能です。

中央部分には土ですが広場のような開けた空間もあり、鬱蒼した雰囲気ながらも優しい空間を作り出しています。

元々が尾根を利用した公園なので、ボール遊び等が可能な平らな芝生広場は、フィールドアスレチックの隣に狭めで一箇所あるのみです。

鬱蒼とした森の中を縦横に散策路が設けられていますので、子どもたちを連れて散歩を楽しむ公園かもしれません。

園内にある「有恒クラブ 羊山亭」では、宿泊も可能。もちろん、レストランで食事もOK。

羊山公園 園内案内図(2011年版)

羊山公園 園内案内図 2011年版
羊山公園 園内案内図 2011年版

アクセスなど

電 車
秩父鉄道「御花畑駅」または西武秩父線「西武秩父駅」「横瀬駅」から、徒歩15分〜20分
タクシー
「御花畑駅」は小さいので、タクシーはありません。「横瀬駅」と「西武秩父」ならタクシー可能。
クルマ
練馬ICより約1時間50分(寄居バイパス利用)
駐車場
普段もたくさんあります

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