高尾さくら公園・まほろばの郷(北本市) 満開の桜
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北本さくらまつり
「高尾さくら公園」は、ソメイヨシノ、カバザクラ、エドヒガンザクラ、カンヒザクラ、シダレザクラ、ヤマザクラ等、全国から約30種約200本の桜を集めて植えられている桜の名所です。
こちらではソメイヨシノが多数派ではありません。どちらかと言うとソメイヨシノよりも一週間程度早めに咲く品種が多いような気がします。ですので、ソメイヨシノの満開予想日より少しだけ早めにご訪問されることをオススメします。
桜の時期(ソメイヨシノが基準でしょうか?)になると北本の一大イベント「北本さくらまつり」の会場になります。
ご存じの方も多いと思いますが、北本には有名な桜が2本あります。
ひとつは「東光寺」の境内にある「石戸蒲さくら」。大正11年に国の天然記念物に指定された樹齢約800年の銘木です。日本五大桜に数えられています。もうひとつが、「北本自然観察公園」にある「エドヒガンサクラ」。こちらは、高さ29m、根回り3.8m、樹齢約200年と言われる勇壮な一本桜です。
そんな経緯もあって、北本は「感動桜国(かんどうおうこく)」と称して桜を大きな観光資源と考えてPRしています。「高尾さくら公園」も大切な観光資源でしょう。
しかし、他市に誇るべきせっかくの桜がご覧の通りです。美しい桜並木の下に汚いテントや屋台を出すのはどこの「桜まつり」でも見られる光景ですが、せっかくの桜ですから、そろそろこんなテントで隠したり、美しい桜を汚すような行為は止めにしませんか?
特に「高尾さくら公園」は広さが約0.26haしかない狭い公園です。そこにこれでもかとテントや屋台を押し込んでしまっては、どちらが主役かわからなくなってしまいます。桜に対する「敬意」がまったく感じられません。
「高尾さくら公園」の前には広い空き地がありますよね。普段は駐車場だと思いますが、その空き地を地元商店会ブースにしてはいかがでしょうか。テントや屋台を全部そちらに移して、桜並木の下には何も並べず、ただ美しい桜を楽しんでもらう。前の空き地は、雨が降るとぬかるむ土なので少し改良が必要かも知れませんが。
桜先進国・北本ならば、桜に対してそれくらいの敬意を払うべきではないでしょうか。
冒頭に書いた空き地は下の写真の「北本さくらまつり」と書かれた看板の後に広がっています。
実際に駐車場で下の写真でも駐車場として利用されているのがわかると思いますが、駐車場は潰してしまいましょう。それでなくても周囲の道路は狭くてアクセスが大変なのですから、地元の方にも歓迎されるのではないでしょうか?
それでもどうしても駐車場が必要と考えるなら、近くの「野外活動センター」や「北本水辺プラザ公園」等の駐車場を拡充して、そちらを活用されたらいかがでしょうか。多少歩くくらいどうってことありません。他市からいらっしゃった方には少し歩いてもらって北本市を見てもらった方が良いのでは??
2017年の「高尾さくらまつり」は天候に恵まれたようで、キレイな青空に桜が映える写真をネットで拝見しました。でも、やっぱり汚いテントがせっかくの桜を汚している光景が目に付いてしまい、たまらずこんな記事を書いてしまいました。
「感動桜国・北本」、そろそろ第2フェーズに入っても良いのではありませんか、桜の先進国として。
高尾さくら公園 素晴らしい眺望と案内図
見えにくいですが土手の上にある銘板です。左の富士山から右の赤城山・浅間山までこんなにたくさんの山々が見えます。 |
富士山から大菩薩峠、甲武信三山から両神山まで一望できるようです。 |
白い所は誰かが削っちゃったんでしょうか(笑)。見晴らしが良いです。 |
高尾さくら公園 案内図 |
アクセスその他
- 電車
- JR高崎線「北本駅」西口下車 徒歩約32分(約2.8km)
- バス
- JR高崎線「北本駅」西口下車 西口バス停より「衛生研究所・荒川荘」行きバス乗車「野外活動センター入口」バス停下車 徒歩約3分(約200m)
- クルマ
- 圏央道「桶川北本I.C」から約15分
- 駐車場
- 約100台(無料)