渡良瀬遊水地・谷中湖周辺(栃木県藤岡町他)撮影日 2010.5.15
広大な渡良瀬遊水地の一角
谷中湖は別名「渡良瀬貯水池」。とても大きな人造湖です。コンクリート張りだとか。 周辺を全部含めた「渡良瀬遊水地」は、足尾鉱毒事件で知られる「足尾銅山」から流れ出した鉱毒を沈殿させて無害化することを目的に作られた超巨大遊水池です。 資料によれば、「渡良瀬遊水地」の3つの遊水池を合わせた大きさは面積約3,300ha。周囲は約30kmで総貯水量は約1億7,170万平方メートルという想像もつかないスケール。 第1調整池の貯水池である歪なハート型の「谷中湖」だけでも、面積約450ha、総貯水量2,640万平方メートルで外周約9,2kmもあります。空気が澄んでいなければ向こう岸が見えないくらいなのに、遊水池全体の約14%に過ぎないのですね。 この大きな第1調整池と人造湖の外周にサイクリングロードが作られています。更に湖の中にもT字型のサイクリングロード。T字の真ん中には小さな島(中の島)まであります。 サイクリングを楽しもう!
渡良瀬遊水地に行ったら、是非サイクリングを楽しみましょう。広大な遊水池を満喫できるはず。 自転車は北側の入り口(北エントランス)から入った先の「子供広場ゾーン」にある貸し自転車屋で借りられます。 料金は大人用2時間以内300円、4時間以内400円、1日で600円。子ども用は4時間以内200円で1日だと300円。サイクリングをしたい方は、北側の駐車場が便利です。。 「谷中湖子供広場レンタサイクルセンター」の利用期間は、4/1〜10/31、11月〜12月と3月で、1月2月は休業しています。利用時間はそれぞれ9:30〜16:00で、12月のみ15:30で終了です。自転車貸し出しは終了の1時間前まで。 近くの「藤岡町遊水池会館レンタサイクルセンター」「板倉町レンタサイクルセンター(わたらせ自然館)」「北川辺町スポーツ遊学館レンタサイクルセンター(道の駅きたかわべ)」と相互乗り入れを行っているので、これら4ヶ所ならば、どこで借りてどこへ返却しても構いません。 サイクリングロードは舗装されているので、ローラーブレード等にも良いようです。たくさんの方が楽しんでいらっしゃいました。ただ、自転車にしろ、ローラーブレードにしろ、ものすごいスピードで走ってくる方がいらっしゃるので、要注意かも。 これだけ広大だとトイレも心配です。以前は、ものすごくトイレが汚くて、そんなことをこちらの記事でも書いていたのですが、ここ10年くらいでかなり整備が進みました。汚水を地下で浄水して再利用するトイレとか、オガクズを使って微生物で分解しちゃう「バイオトイレ」とか、エコなトイレが相当数作られています。 それでも、工事現場のトイレみたいなのが散在しています。広大だから仕方ないところもあるでしょう。もよおしたら、キレイなトイレを探しましょう。必ず近くにありますから。 レンタサイクルとサイクリングロードについては、写真をたくさん掲載した別ページを用意しました。そちらをご覧いただくとより判りやすいかも知れません。「谷中湖 レンタサイクル」 「谷中湖 サイクリングロード」 展望台で眺望を楽しもう!
谷中湖周辺は、東側の中央エントランス付近のグラウンドなどがある「スポーツゾーン」、北エントランスから入って、貸し自転車屋などがある「子供広場ゾーン」、他にも「史跡保全ゾーン」「多目的親水ゾーン」など、いくつかのゾーンにわけられています。 「バーベキューランド」は、平成20年3月31日で閉店になりましたが、閉店後も北エントランスから入る「子供広場ゾーン」ではバーベキューOKです。売店の裏側にバーベキューガーデンが広がります。かまど付きのバーベキューテーブルなどはありません。貸し自転車の窓口で申込が必要です。料金は無料。 中央エントランスから入っても子どもの遊び場は何も無いので、子連れは北エントランスから入って「子供広場ゾーン」へ直行でしょうか。 北エントランスは、初めてだととてもわかりにくいかも知れません。古河側からだと遊水池の土手沿いを走っていた道路が土手から左に逸れていくところに、ヘアピンで上に登っていく道路があります。そこが入り口ですので、見落とさないようにしましょう。中央エントランスから入っても廻ることはできますが、更にわかりにくい。 北エントランスを登って土手を下りると右手に駐車場と展望台等のある「親水多目的ゾーン」があります。子連れはここの駐車場はパスですね。「ヨシ原浄化施設」と展望台があるだけで、子どもの遊び場はまったくありません。水上スポーツを楽しむ方が停められるようです。 更に進むと右手に異様な建物が見えてきます。これが「ウォッチングタワー」と名付けられた「ヨシ原浄化施設」の管理棟です。高さ15.7mもある塔で、屋上には大型双眼鏡が備えつけられていて、ちょっとしたレストスペースも設けられた無料展望台になのです。遊水地と、そこの生息する野鳥の観察ができるわけです。 旧谷中村の遺跡を散策しよう!
「史跡保全ゾーン」はいろいろと勉強になります。子供たちはきっと興味津々ですね。 旧谷中村が栃木県に買収?(おかしな話ですが案内板にそう書いてありました。昔の合併はこんな感じだったのでしょうか)された時点で谷中村は387戸2500人余りの人口がありました。金額は48万円だったそうです。 案内板を読むと、栃木県が旧谷中村の方々から、土地を買い取って藤岡町と合併させたとあります。今でも、このあたりは栃木県の所有なのかな。 その後明治40年に立ち退かない16戸を強制執行してしまうわけですが、その案内板はとても感情的で心情に訴えかけてくる文章とは言えません。事実関係の説明も不足で、ある程度事件の概要を知っていないとちんぷんかんぷんです。 興味が湧いたら、谷中村関連の書物もたくさんあるので読むのも一興かも。例えば岩波から出ている荒畑寒村の『谷中村滅亡史』とか。などと偉そうですが、ぼくもほとんど事実関係は知りません。砂利道が延々と続きます。体力の続く限り歩いて散歩・散策 したい。もちろん、自転車でも進入が可能です。かなり奥まで歩きましたが断念しました。今度は自転車で行ってみたい。 旧谷中村遺跡については写真をたくさん掲載した別ページを用意しました。そちらをご覧いただくとより判りやすいかも知れません。「旧谷中村遺跡」 渡良瀬遊水地は、ともかく広いのです。現在のところ「第1調整池」の「谷中湖」周辺のみのレポートです。今後は、「第1調整池」の北部分にある「渡良瀬運動公園」と「藤岡町渡良瀬遊水地会館」、東の「わたらせ自然館」、北東の「第2調整池」「第3調整池」まで、できれば訪問してみたい。 渡良瀬遊水地 サイクリングロードマップ
施設の利用案内、アクセス他
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