所沢航空記念公園(所沢市) YS-11(国産旅客機)

最終更新日 2021.3.24 撮影日 2021.3.11

実際に就航していた旅客機が展示

所沢航空記念公園 YS-11
全日空で就航していた実機です。

所沢航空記念公園には、上に掲載した実際に就航していた旅客機が展示されています。

この飛行機は「YS-11」で1997年まで実際に日本の空を飛んでいました。1969年の製造以来、総飛行回数は実に58,243回にもなります。

ちなみに、機種名のYS-11の「YS」は悲願の国産輸送機を製造するために設立され、実際にYS-11を設計した「輸送機設計研究協会」の「輸送機」と「設計」の頭文字「Y」と「S」をとったものだそうです。

展示されているのは、西武新宿線「航空公園駅」の東口(航空公園側出口)で、東口出口の真ん前です。

1997年5月23日朝早くに羽田空港を飛び立って自衛隊入間基地に到着し、26日から基地内で解体され、31日深夜に航空公園へ運ばれ6月1日早朝から組み立てられました。

一般に公開されたのは1997年10月25日です。

通常は眺めるだけの展示ですが、年に数回機内を見学できるそうです。

いつか参加してみたい。

案内版

所沢航空記念公園 YS-11 案内看板
YS-11 案内看板。

展示機の前にある案内版を撮影したので掲載しておきます。

マイナーバージョンアップが繰り返されていて、知る限り三代目の看板です。

一応、文字起こししたものを貼っておきます。

ここに展示のJA8732機(YS-11A-500R)は1969(昭和44)年に製造された第101号機で、1997(平成9)年4月13日の大島→東京(羽田空港)の定期便を最後に総飛行時間52,991時間、総飛行回数58,243回で引退しました。

本機は同年、全日本空輸(株)及びエアーニッポン(株)より埼玉県に寄贈されました。日本の民間航空におけるYS-11は2006(平成18)年9月30日を以て惜しまれつつ全て引退しました。

形式
YS-11A-500R型
製造会社
日本航空機製造
全幅
32.00m
全長
26.30m
全高
8.98m
乗員
パイロット2名
客室乗務員2名
座席数
60〜64席
運用重量
16,300kg
巡航速度
450km/h
航続時間
4時間
航続距離
1,200km
離陸滑走路長
1,400m

右回りで一周

所沢航空記念公園 YS-11
正面。
所沢航空記念公園 YS-11
所沢航空記念公園 YS-11
日の丸ですね。
所沢航空記念公園 YS-11
所沢航空記念公園 YS-11
所沢航空記念公園 YS-11
案内看板と。
所沢航空記念公園 YS-11
所沢航空記念公園 YS-11

ちょっと遠目から

所沢航空記念公園 YS-11
所沢航空記念公園 YS-11
航空発祥の地の碑。
所沢航空記念公園 YS-11
左に航空公園駅が見えています。

所沢航空記念公園 園内案内図

所沢航空記念公園 園内案内図

こんな記事も読まれています