サイボクハム(日高市) まきばの湯(閉館)

撮影日 2009.8.21
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2013年1月15日をもって閉館しました

2014年6月16日(月)、閉鎖中だったサイボクハムの温泉が、「天然温泉 花鳥風月」としてリニューアルオープンしています。のちほど取材して掲載いたします。下記は閉鎖する前「まきばの湯」として営業していたころの記事です。天然温泉 花鳥風月(オフィシャルサイト)

2004年6月には、サイボクハムの敷地内に待望の日帰り天然温泉施設「まきばの湯」がオープンしました。

しかし、2012年11〜12月ころ、当館を利用した複数の客がレジオネラ症を発症してしまい、12月6日から営業を自粛していました。その後、詳しい検査により、当館でレジオネラ菌に感染したことが確認されたため、2012年末埼玉県より営業停止命令を受けました。

そのまま営業を再開することなく閉館をすると、2013年1月9日の新聞に掲載されました。

新聞発表を引用すれば、「泉質の関係で塩素消毒が効きにくく、レジオネラ症を100%防ぐのは難しい。食を扱う会社として、もう一度問題が起きると、会社自体が立ち直れなくなる」ことが閉館を決めた理由だそうです。

残念です。本当に残念。

サイボクが温泉閉館 レジオネラ問題で − YOMIURI ONLINE 埼玉

日高市下大谷沢の日帰り温泉施設「サイボク天然温泉『まきばの湯』」の利用客がレジオネラ症を発症した問題で、運営会社の埼玉種畜牧場・サイボクハムは8日、営業再開を断念し、閉館すると発表した。

県によると、昨年11〜12月に施設を利用した50〜80歳代の男女8人が、レジオネラ症で肺炎などを発症。うち2人の菌の遺伝子パターンが、浴室で採取した菌と一致。施設は同12月27日、公衆浴場法に基づき、営業停止命令を受けた。

同社は同12月6日以降、営業を自粛。再開を目指し、消毒方法や管理体制の見直しを進めていた。同社は「発症者の心情と事態の重大性、利用客を守れなかった責任から、閉館を決めた」としている。

取材に対し、同社幹部は「泉質の関係で塩素消毒が効きにくく、レジオネラ症を100%防ぐのは難しい。食を扱う会社として、もう一度問題が起きると、会社自体が立ち直れなくなる」と話し、閉館は経営的な判断だと説明した。

同社は、今月15日で残務処理を終えて施設を閉じ、温泉をポリタンクで持ち帰りできる併設の温泉スタンドも廃止する。建物の再利用については、現段階では白紙としている。  施設は2004年6月に開業。年間利用客は約30万人で推移した。

同社の笹崎静雄社長は「発症された利用客、家族、その他の利用客に多大な迷惑と心配をかけ、深くおわびしたい。患者の方々の1日も早い回復を祈るばかり。今後は原点に立ち返り、安全でおいしい豚肉やハム、ウインナーを届けていきたい」としている。

(2013年1月9日 読売新聞)

サイボク天然温泉 まきばの湯 公式サイトによればこんなすばらしい温泉でした。

『まきばの湯は、地下2000mにある温泉母岩を流れる湯脈から湧出した源泉です。湧出量毎分922リットル、源泉温度40.6℃、総成分量7016mgと、3拍子そろった源泉をできるだけそのままの新鮮な状態で皆様にご提供できるよう取組んでいます。充分な新湯を注入しての源泉かけ流しの実現など本物の温泉とは何か、まきばの湯は求め続けていきます。』

露天風呂やお得意のレストランはもちろんのこと、軽食処やマッサージも完備。運が良ければ、2時間/3,000円で個室を借りることもできました。

残念です。

記事を読めば、二度と復活することはないように思います。しかし、まきばの湯なりのレジオネラ菌の殺菌方法が開発されれることを願って、当ページはこのまま残すことにしました。

外観。
入ったところ。右手奥に履き物のロッカー。100円ですが、戻ってきます。左がフロント。
エントランス部分を2階から。
履き物ロッカーの手前にいるブタ。

館内は掃除が行き届いて非常にキレイで清潔です。お風呂もとても清潔。2004年のオープンですから、新築のキレイさというよりも日々の清掃によって培われた清潔感でしょう。今後どれだけの月日を経ても経営者が変わらない限り維持されそうな予感。

温泉はもちろんのこと、すべての面でとても気持ちの良い施設です。

お土産物屋ほか

受付を終えるともらえる「入館証」。館内の買い物等はすべてこれを見せればOKです。現金でも大丈夫ですが。 エントランス脇のレストスペース。階段は2ヶ所あります。
土産物屋「温泉百花」 同じ土産物屋。右奥にレストラン。

お風呂へ

お土産物屋の左手奥が温泉。右の階段を登ると2階です。
風月の湯。この日は女湯。 花鳥の湯。この日は男湯。
お風呂入口前のお休み処。 奥には「石ノ湯」。これは未体験です。

脱衣室

脱衣ロッカーの横には、牛乳の自販機。嬉しい。 ロッカーは100円。使用後は返金されます。
左にアメニティコーナー。 お風呂へ。ブタの口から温泉が…。

さすがにこれ以上奥を撮影する勇気はないので、お風呂の写真はここまでです。お風呂マップを参考になさってください。

内湯はそれほど広くありませんが、露天風呂は広くて種類も豊富でかなり楽しめました。洗い場の数も多く、ひとりあたりのスペースが比較的広めです。

温泉はほとんど無色無臭です。でも、とても柔らかくてなめらかでした。まず、上の右写真のブタ口から流れ出した温泉を身体にかけて入ります。浸透性の高い温泉だそうで、これを行うことによって効果がアップするのだとか。

個人的には牛乳の自販機がツボでした。迷わず、コーヒー牛乳を購入。腰に手を当てて、一息で飲み干してしまいました。

風月の湯と花鳥の湯は、毎週木曜日に入れ替わります。

2階にもいろいろ

2階のメイン施設「夢草子」。無料のお休み処です。軽食も可能。無料の冷水&お茶があります。
マッサージチェア。 「夢草子」手前の廊下。左手は吹き抜けです。